第3回 野洲川エコスクール報告
2022年7月24日 野洲川の恵み・酒蔵見学
県内には33の酒蔵があり、なんと甲賀市には9つの酒蔵が今も生業をされています。(かつてはもっと多くの酒蔵があったとのことです)。今回はそのうち、酒文化の発信に注力されている〝美冨久〟酒造さんに協力いただき、酒蔵見学をしました。
琵琶湖に注ぐ400河川のものうち、一番距離の長い野洲川の伏流水からの恵みと微生物の不思議な力、美味しいお米と美冨久さんの伝統技術〝山廃仕込〟によって美味しいお酒が出来上がっていくそうです。醪(モロミ)の発酵には、吟醸酒の場合40日~50日、山廃仕込は30日かかるそうです。
ややひんやりする蔵を歩きながら、多くの子どもたちが大きな貯蔵庫を目にし、麹でできた甘酒をいただき、藤居社長からのわかりやすい説明で丹精込めたお酒造りや滋賀の発酵文化を知りました。藤居社長、ありがとうございました。お酒は、ほどほどなら百薬の長ですね。
午後からは、オプションでスポーツの森前の野洲川に!草むら、泥の地面をかき分け、少し流れのはやい野洲川でヒヤヒヤしましたが、生き物観察と水遊びができました。
天気が良かったので、写真が映えますね。 お疲れ様でした。